コロンビア 鉄塔爆発で大規模停電 テロの可能性も

コロンビア西部の太平洋沿岸の都市ブエナベントゥラで5月31日朝、送電線を支える鉄塔で爆発があり、市内全体で大規模な停電が発生しました。当局は反政府武装勢力による爆弾テロの可能性もあるとみて、爆発の原因を調べています。電力会社は、医療機関や公共の機関を優先的に復旧に努めていますが、交通機関やビジネスに大きな影響が出るものとみられています。コロンビアでは左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(FARC)」と政府との間で停戦に向けた交渉が続けられていますが、FARCと軍の一部で衝突が起きており、5月22日にはFARCが昨年12月に設定した一方的な停戦を停止しました。このため、FARCの反政府活動が活発化することが懸念されています。

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