チュニジア デモ拡大で夜間外出禁止令

チュニジアで失業問題に抗議するデモが各地に広がっていることを受け、同国内務省は22日、全土に夜間外出禁止令を出しました。夜間外出禁止令は、夜間勤務の人や、夜便の利用で空港に移動する人など特別な場合を除きすべての人に適用され、午後8時から午前5時までの外出が禁止されます。中部カスリーヌで今月17日、行政機関の仕事を得られなかった若者が抗議のために送電塔に上って感電死したことをきっかけに、デモはチュニスやジェンドーバ、スファックス、シディブサイドなど16の行政区に広がりました。21日から22日にかけては、チュニスなど一部都市で警官隊とデモ隊が衝突しました。デモには決して近づかないでください。チュニジアに滞在、訪問する場合は身分証明書を携帯し、当局に呼び止められた場合は素直に指示に従うようにしてください。出かける前に交通やデモに関する最新情報を入手し、移動には時間に余裕を持つようにしてください。

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