イタリア中部ペルージャ(Perugia)県のノルチャ(Norcia)市で2016年8月24日午前3時36分、マグニチュード(M)6.2の地震が発生しました。震源はノルチェ市の南東10km、震源の深さは10kmと推定されています。また、約1時間後には、同市北東4kmを震源とするM5.5の余震も発生しました。現地当局によると、建物が倒壊し、少なくとも6人が死亡するなど、消防の緊急通報が相次ぐ深刻な被害が出ているとされています。なお、2009年4月には同国中部ラクイラ(Aquila)ではM6.3の地震が発生し、300人以上が死亡しました。 現地付近に滞在者がいる場合には念のため安否確認を行う必要があります。また震源地周辺を中心に、今後も引き続き余震が発生する可能性があることを認識し、地震に関する最新情報の入手に努めるとともに、滞在する建物の耐震性を確認するなど安全の確保に努めることが肝要です。留学ワーホリ保険比較サイト/海外旅行保険センター