パキスタン イスラムの祝日で警備強化

パキスタンでは24日、イスラム教の預言者ムハンマドの生誕日「Eid Milad-un-Nabi(イッド・ミラード・アンナビ)」を祝うため、スンニ派の記念行事が各地で行われます。また、翌25日は初代総督ジンナーの生誕日、29日はシーア派がイッド・ミラード・アンナビを祝うため、当局は全土で厳戒態勢を敷く模様です。この時期は宗派対立が強まる時期でもあり、テロや衝突を警戒し、政府・宗教関連施設のほか、空港や駅、外国人が集まる場所などの警備を強化するとみられています。一部地域では、携帯電話などの通信が一時的に遮断される可能性もあります。また、交通規制が敷かれて、渋滞が発生する恐れがあります。目立つ行動を控え、文化、風習を尊重することを忘れないでください。人が集まる場所や政府機関、モスクや教会など宗教関連施設には近づかなず、身分証明書を携帯し、移動には時間に余裕を持つようにしてください。

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