フィリピン クリスマス休暇に向け警備強化

クリスマスから正月にかけてのホリデーシーズンを迎えるに当たり、フィリピン警察はマニラ首都圏を中心に警備を強化します。今年は特に、イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国(IS)」の勢力拡大を受け、ISのほか「アブサヤフ(ASG)」や「バンサモロ・イスラム自由戦士(BIFF)」など過激派組織のテロ防止対策を強化するとみられます。また、この時期は毎年、ショッピングセンターやレストラン、繁華街など人が集まる場所での窃盗やひったくりのほか、住宅を狙った強盗などの犯罪が増加する傾向にあり、市民に注意を呼び掛けています。各地で臨時検問所が設けられたり、手荷物検査が行われたりする見通しです。また、空港や駅でもセキュリティーチェックが強化されるとみられています。大金は持ち歩かないでください。ショッピングセンターや空港などでは、手荷物から目を離さないようにし、現金自動預け払い機(ATM)は銀行内やホテル内に設置されているものを利用してrください。長期間、家を空ける場合は、旅行計画などを他人に話さないようにしてください。また、夜間の外出や単独の行動は避けるようにしてください。以上のような防犯対策を心掛けるほか、人の集まる場所は極力避け、移動には時間に余裕を持つようにしてください。


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