バングラデシュ 日本人殺害 IS支部が犯行声明

バングラデシュ北部のランプル地区カウニアで3日、三輪タクシー(リキシャ)で移動していた日本人男性が複数の男に銃で撃たれ、死亡した事件で、イスラム教武装組織「イスラム国(IS)」の支部を名乗る団体が同日、インターネット上で犯行声明を出しました。先月28日にはイタリア人男性が首都ダッカで射殺される事件が発生し、この際にも同団体が犯行声明を出しています。ただし、バングラデシュ当局は、今回の事件にISが関連していることを否定しています。バングラデシュでは従来、外国人が凶悪犯罪の被害に遭うことは珍しいことですが、9月25日にはオーストラリア政府が自国民や権益を狙った攻撃に対する注意喚起を出し、その3日後にイタリア人が殺害される事件が発生したばかりです。そのため、日本をはじめ米国、英国、カナダなど複数の国が、バングラデシュ国内で依然として外国人を狙った攻撃の恐れがあるとして、警戒を呼び掛けています。状況が落ち着くまで、外国人が多く集まるレストランやホテル、映画館などには近づかないでください。夜間の外出や目立つ行動を避け、一人歩きはしないなど、細心の安全対策を心掛けるようにしてください。身分証明書を携帯してください。


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