コロンビア FARCが一方的に停戦を宣言

コロンビアの左翼ゲリラ組織「コロンビア革命軍(FARC)」は8日、政府との戦闘を20日から1カ月間停止することを発表しました。政府とFARCは和平交渉を続けていましたが、FARC側が5月に一方的に停戦を破棄していました。停戦を宣言したものの、FARCは西部、南部、北東部の郊外地域でインフラ、政府関連施設を狙った攻撃を仕掛ける可能性があり、政府もこれらの地域や首都ボゴダで引き続き警備を強化するとみられています。FARCが活動を展開するアンティオキア、アラウカ、カウカ、カケタなどの州に滞在、訪問する場合は最新の治安状況を確認してください。FARCはこれまで送電塔を襲撃し、周辺地域が大規模停電に陥った経緯があるため、こういった攻撃を想定し、緊急対応計画を確認してください。また、パンアメリカン・ハイウェイが攻撃された場合に備え、迂回経路を確認してください。都市部以外では夜間の外出は避け、車で移動する際は単独ではなく複数で車列を組んで移動し、郊外や密林地帯、橋など襲撃されやすい場所では特に警戒するようにしてください。

留学ワーホリ保険比較サイト/海外旅行保険センター