パキスタン 熱波の被害拡大 追悼デモの呼び掛け

記録的な熱波が続くパキスタンのシンド州では被害が拡大しており、病院関係者によると23日までに630人が死亡しました。また、国内で日常的に続く電力不足のため、40度を超える気温の中で冷房機器が使用できない状況となり、政府への批判が高まっています。事態を受けて野党連合は26日に全土で追悼デモを呼び掛けました。デモ周辺の交通が混雑したり、デモ隊の一部が暴徒化して警官隊と衝突したりする恐れがあります。商店の経営者らは休業してデモに参加するとみられ、ビジネスに影響が出る可能性があります。シンド州内に滞在する場合は、日中の外出を極力避け、水分をきちんと摂取してください。出かける前に交通やデモに関する最新情報を入手してください。周囲が騒がしくなったり、万が一デモ隊と警官隊との衝突に遭遇したりした場合は、速やかに安全な場所に避難し、移動には時間に余裕を持つようにしてください。



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