韓国の保健当局は9日までに、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染者を少なくとも95人確認、7人が死亡したことを発表しました。また、感染者が出た病院はソウル、大田、京畿道、忠清南道にあるとし、隔離対象者が数千人に上ることも明らかにしました。事態の深刻化を受け、各国も警戒を強めており、香港政府は9日、韓国への渡航自粛勧告を出しました。台湾当局も2日、渡航の是非を検討するよう渡航注意を出しています。新種コロナウイルスのMERSはつばやせきによる飛沫(ひまつ)で感染が広がるとされ、持病がある人や高齢者は重症化の傾向があるといわれています。このため、韓国をはじめこれまで感染が確認された国を訪問・滞在する場合は手洗いを頻繁に行うなど、衛生管理を徹底してください。留学ワーホリ保険比較サイト/海外旅行保険センター