西アフリカ エボラへの厳戒態勢続く

エボラ出血熱の感染が続く西アフリカのギニアやリベリア、シエラレオネでは、政府の感染対策が続いています。ギニアでは28日、ボファ、ドゥブレカなど5地域で45日間の「衛生緊急事態」が宣言されたほか、シエラレオネでは政府が27日から3日間、全土で実施した外出禁止令に対し、首都フリータウンでは暴動が発生しました。この他にも、過去にエボラ出血熱の感染が確認された国では、国境を封鎖したり、集会を禁止したりするなど対策を講じており、依然として警戒が求められています。これまでにエボラ出血熱の感染が確認された国への不要不急の渡航は控えるようにしてください。エボラ出血熱は、患者の血液、分泌物、排泄物などに直接触れた際、皮膚の傷口などからウイルスが侵入することで感染しますが、予防のためのワクチンは存在せず、治療は対症療法のみとなります。このため、やむを得ず感染国に滞在する場合は、市場などの人混みは避け、手洗いを頻繁に行うなど衛生に注意し、狩猟肉は食べないようにしてください。また、メディアや現地の日本大使館などで感染に関する最新情報を入手することをおすすめします。

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