フィリピン南部ミンダナオ(Mindanao)島の北サンボアンガ(Zamboanga)州ディポログ(Dipolog)市で2015年10月7日夜、現地でレストランを経営するイタリア人男性が武装グループに拉致される事件が発生しました。警察は、犯人らはホロ(Jolo)島の方向に向かったとみて、拉致された男性の救出のため行方を追っています。 ミンダナオ島では、9月21日深夜、ダバオ(Davao)州のサマル島(Island Garden City of Samal)のリゾート施設で武装集団が外国人観光客や現地従業員らを拉致する事件が起きるなど、テロ組織によるとみられる拉致・誘拐・襲撃等が多く発生しています。 外務省は10月8日付で「ミンダナオ地方北サンボアンガ州における外国人誘拐の発生に伴う注意喚起」を発出し、注意を呼びかけており、一部地域を除きミンダナオ島への渡航は避けることが肝要です。また、同国に滞在・出張する場合には、現地の治安等に関する最新情報を入手し、危険な地域・場所には近寄らない、周囲をよく観察するなど身の安全確保に努めることが肝要です。留学ワーホリ保険比較サイト/海外旅行保険センター