インドのデリー首都圏で9月、デング熱の感染が広がり、1日から26日までの間に少なくとも5,150人が感染しました。インドでは毎年、デング熱の感染が確認され、昨年は約1,000人、2013年は約5,500人が感染しましたが、今年は近年で最悪の被害となる可能性があるといわれています。また、デリーでは9月から10月にかけてがモンスーン期となり、例年も感染者が増える時期のため、当局は感染拡大を防ぐための対応に追われています。デング熱は通常、3?15日の潜伏期間を経た後、突然の発熱で発症します。38?40度の熱が1週間ほど続きますが、多くの場合は重症に至らず、死亡率は低いです。デング熱にはワクチンや予防薬がないため、媒介する蚊に刺されないよう心掛けるようにしてください。外出の際は長袖シャツ・長ズボンなどを着用し、突然の高熱や頭痛、関節痛、筋肉痛などの症状が現れた場合は、速やかに医師に相談するようにしてください。留学ワーホリ保険比較サイト/海外旅行保険センター