米国 アリゾナ州で西ナイル熱感染

アリゾナ州マリコパ郡の保健当局によると、7月以降、少なくとも41人が西ナイル熱に感染しました。アリゾナ州では昨年も西ナイル熱が流行し、108人の感染を確認、このうち93人がマリコパ郡で感染しました。当局は、昨年の同時期に比べ、今年は西ナイル熱のウイルスを保有する蚊の数が倍増しているとして、警戒を呼び掛けています。西ナイル熱はウイルスを保有する蚊に刺されることで感染しますが、これまでのところ西ナイルウイルスに対するワクチンはなく、症状を軽減するための対症療法が中心となっています。高齢者が重症となるケースが多いという蚊に刺されないようにすることが最大の予防策のため、屋外に出るときは、虫よけ剤を使用して、なるべく長袖・長ズボンを着用してください。感染地域で熱や頭痛などの症状が現れたら速やかに医師に相談するようにしてください。

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