マレーシア デング熱が全国規模で感染拡大

マレーシア保健当局は23日、2015年1月以降の同国におけるデング熱感染者が6万7,115人に上ったことを明らかにしました。7月に入ってからの感染者は7,850人で、このうちセランゴール州では最多の4,620人が感染しました。ジョホールやクアラルンプールでも感染者が確認されていますが、当局は全国規模で感染が確認されているとして、警戒を呼び掛けています。デング熱は通常、3?15日の潜伏期間を経た後、突然の発熱で発症します。38?40度の熱が1週間ほど続きますが、多くの場合は重症に至らず、致死率は低いです。デング熱にはワクチンや予防薬がないため、媒介する蚊に刺されないよう心掛けてください。外出の際は長袖シャツ・長ズボンなどを着用してください。突然の高熱や頭痛、関節痛、筋肉痛などの症状が現れた場合は、速やかに医師に相談するようにしてください。


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