クウェート 自爆テロ事件で厳戒態勢に

クウェートの首都クウェート市にあるモスクで26日、金曜礼拝の最中に自爆テロがあり、27人が死亡、225人以上が負傷しました。事件後、イスラム教スンニ派武装組織「イスラム国(IS)」との関連を主張し、「ナジュド州」と名乗るサウジアラビアのグループが犯行声明を出しました。クウェートは中東の中でも治安が安定しているとされてきたが、「イスラム国」の台頭を受け、宗派間の対立の高まりが懸念されていました。自爆テロ事件を受け、クウェート当局はクウェート市を中心にしばらくの間、厳戒態勢をしくとみられています。事件のあったモスク周辺には近づかないでください。クウェートを訪問したり滞在したりする場合、事態が落ち着くまでは宗教施設や人が集まる場所には近づかず、身分証明書を携帯し、当局の指示に従うようにしてください。


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