フランス カレー港で船員のスト 交通に影響

フランス北部のカレー港で29日、船員によるストが始まり、港の入り口が封鎖されたため、周囲の交通に影響が出ました。また、英仏海峡を通るフェリーが全休となったほか、英仏トンネルを通過する貨物列車も運休となりました。ただし、これまでのところ旅客列車は通常通り運行されているもようです。カレーには従来、移民が多く集まっていたが、ストに伴う騒動に乗じて英国に不法に渡ろうとする人々を取り締まるため、当局は港周辺の警備を強化しています。カレー港周辺では船員と警官隊とのにらみ合いが続いており、混乱が長引く恐れがあります。また、英仏海峡・トンネルを通る交通機関の混乱も7月2日ごろまで続く可能性があります。出かける前にデモや交通に関する最新情報を入手してください。ドーバー港、カレー港、ダンケルク港では通関に時間がかかることが予想されるため、利用する場合は早めに到着するようにしてください。事態が落ち着くまでは英仏海峡・トンネルには必要がない限り近づかず、当局の指示に従い、移動には時間に余裕を持つようにしてください。

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