東部メリーランド(Maryland)州ボルティモア(Baltimore)市で2015年4月27日、黒人青年死亡に関して警察の対応に抗議するデモ隊の一部が暴徒化し、警察への投石・車両の破壊・店舗への略奪などが発生しました。鎮圧にあたった警察官のうち少なくとも7人が負傷し、1人は意識不明の重体となっています。今次事態を受け、同州ホーガン(Larry Hogan)知事は同日、非常事態を宣言しました。 また、ローリングスブレイク(Stephanie Rawlings-Blake)市長は、午後10時から翌朝5時までの夜間外出禁止令を発出し、28日から1週間実施すると発表しました。 同国に進出している日系企業等においては、同地周辺の治安に関する最新情報の入手に努め、駐在員(帯同家族含む)や出張者に同地に近寄らないよう周知させるとともに、同地への出張等はできるだけ避けることが肝要です。また、同事態に関連し、他の地域において抗議デモ等の発生も予想されるため注意が必要です。留学ワーホリ保険比較サイト/海外旅行保険センター