タイの警察当局は9日、7日にバンコクの刑事裁判所で起きた爆弾攻撃を受けて、同市内にしばらく厳戒態勢を敷く方針を示しました。同事件については、容疑2人が逮捕されましたが、2人は先月、バンコクのショッピングモールで爆弾事件を起こしたグループとの関係が疑われています。このグループはほかにも約100カ所で爆弾事件を計画しているとされおり、一部情報ではタクシン元首相派の団体とのつながりも指摘されています。当局はバンコク周辺に配備する警官や兵士を増員する見通しです。また、臨時の検問所が設けられたり、駅やバスターミナルでは荷物検査が行われたりする可能性があり、交通にも影響が出る恐れがあります。状況が落ち着くまで、政府関連施設や商業施設などテロのターゲットとなり得る場所には近づかないようにしてください。出かける前に交通の最新情報を入手し、移動には時間に余裕を持ち、身分証明書を携帯し、当局の指示に従うようにしてください。留学ワーホリ保険比較サイト/海外旅行保険センター