リビア中部のガニ油田で6日、武装集団による襲撃事件が発生し、少なくとも外国人10人の行方が分からなくなっていることをチェコとオーストリアの当局が明らかにしました。行方不明になったのは両国のほか、バングラデシュ、フィリピンなどの出身者だそうです。事実上の内戦状態となっているリビアには複数の武装組織が存在していますが、最近ではスンニ派の過激派組織「イスラム国(IS)」に忠誠を誓うグループが油田を襲撃するなど活動を活発化せています。今月3日にはリビア当局が安全を図れないとして、「フォース・マジュール(不可抗力)」を宣言し、11の油田施設の操業を停止していました。留学ワーホリ保険比較サイト/海外旅行保険センター