タイの保健省は24日、首都バンコクで71歳の男性が中東呼吸器症候群(MERS)に感染しているのを確認したと発表しました。男性は今月22日、オマーンからタイに到着しました。治療を受けている病院は明らかにされていませんが、接触した少なくとも37人について、経過観察が行われています。タイでは2015年6月、初のMERS感染者が確認されているます。MERSコロナウイルスの感染は、2012年にサウジアラビアでの感染例が報告されてから、中東、欧州、アフリカなどで感染が確認されています。このほか、米国やマレーシア、エジプトなどでアラビア半島からの訪問者や、同地域に渡航後に感染が確認されたケースがあります。これまでにMERSの感染が確認された国を訪問・滞在する場合は、手洗いを頻繁に行うなど、衛生管理を徹底してください。留学ワーホリ保険比較サイト/海外旅行保険センター