ネパール M7.8地震発生

ネパールの首都カトマンズ近郊で2015年4月25日午前11時56分頃、マグニチュード(M)7.8の強い地震が発生しました。米国地質調査所(USGS)によると震源は首都カトマンズから北西へ77km、ガンダキ県ラムジュン郡で震源の深さは 15km だったそうです。ネパール警察によるとこれまでに449人が死亡したとされ、インドのテレビ局報道では618人が死亡したとの情報もあります。カトマンズでは約50メートルの塔が倒壊し約50人が下敷きになっている他、エベレスト山では雪崩が発生し、少なくとも8人が死亡しました。被害は周辺国にも及んでおり、インドでは少なくとも15人、バングラデシュでは2人が死亡した他、中国でも死者が出ているとされています。在ネパール日本大使館によると現在まで日本人の被害は確認されていません。

同国およびその周辺に滞在者がいる場合には念のため安否確認を行う必要があります。また震源地を中心に、今後も引き続き余震が発生する可能性がありますので、滞在する建物の耐震性を確認するなど安全の確保にをするようにしてください。

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