腸チフス
腸チフスとは?

サルモネラ属のチフス菌に感染したヒトの便や尿に汚染された水、氷、食べものを取ることによって感染します。

症状

潜伏期間は1-3週間程度です。その後、高熱、頭痛、全身のだるさ、高熱時に数時間現れる胸や背中、腹の淡いピンク色の発疹、便秘などの症状が現れます。熱が高い割に脈が遅いのが特徴的です。重症化すると、腸から出血したり、腸に穴が開いたりすることがあります。

治療方法

抗生物質を長期的に服用します。

予防法

有効なワクチンが開発されていますが、日本ではまだ承認されていません。流行している地域において特に生ものには気をつけるようにしてください。また、手洗いうがいや消毒を徹底するのも有効的です。