在パキスタン日本大使館は2016年2月29日、ムムターズ・カードリー(Mumtaz Qadri)死刑囚(2011年1月4日に発生した、当時のパンジャブ(Punjab)州知事殺害の実行犯)の死刑執行に対する抗議デモが首都イスラマバード(Islamabad)をはじめ全国各地で実施されるとして、在留邦人に対し注意を呼びかけました。 報道によると、イスラマバードでは29日、治安当局とデモ参加者が衝突し、タイヤなどを燃やし公共施設や商店などに被害が生じました。引き続き、厳戒態勢を維持するとしています。 今後、一部のデモ参加者が暴徒化し治安部隊と激しい衝突に発展する可能性やテロ等の不測の事態発生の可能性も否定できません。現地に進出している企業等は、治安や道路規制等に関する最新情報の入手に努め、駐在員(帯同家族含む)や出張者に周知させるとともに、不測の事態に巻き込まれないよう十分に注意する必要があります。留学ワーホリ保険比較サイト/海外旅行保険センター