米国 テキサス州で西ナイル熱感染

テキサス州の保健当局は1日、7月以降、約55人が西ナイル熱に感染し、このうち1人が死亡したことを発表しました。感染者が多く出た地域は、ダラス フォートワース メトロプレックス、ヒューストン、エルパソ。テキサス州では昨年、約380人が西ナイル熱に感染していますが、8月から9月にかけては感染者が増加するため、当局は警戒を呼び掛けています。西ナイル熱はウイルスを保有する蚊に刺されることで感染しますが、これまでのところ西ナイルウイルスに対するワクチンはなく、症状を軽減するための対症療法が中心となっています。高齢者が重症となるケースが多いです。蚊に刺されないようにすることが西ナイル熱の最大の予防策のため、屋外に出るときは、虫よけ剤を使用して、なるべく長袖・長ズボンを着用してください。感染地域で熱や頭痛などの症状が現れたら速やかに医師に相談するようにしてください。


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