トルコのイスタンブール(Istanbul)で2015年8月19日、ドルマバフチェ(Dolmabahce Palace)宮殿前で武装グループが警備中の警官に手榴弾を投げ付け発砲し、逃走しました。警官1人が負傷しました。警察は、容疑者2人を逮捕し、もう一人の行方を追っています。容疑者は反政府極左組織「革命人民解放党・戦線(DHKP-C)」のメンバーとみられ、自動小銃や手榴弾などが押収されました。同組織は、今月8日にも同市内の米国総領事館前で銃撃事件を引き起こしています。 また、南東部シールト(Siirt)県では同日、走行中の軍の車両を狙った仕掛け爆弾により、兵士8人が死亡、7人が負傷しました。軍当局は、反政府武装組織「クルド労働党(PKK)」によるものとみています。10日には南東部シュルナク(Sirnak)県で道路に仕掛けられた爆弾が爆発、ディヤルバクル(Diyarbakir)県では軍と警察に対する銃撃戦が発生しています。いずれもPKKによるものとされています。 同国への渡航・滞在に際しては、治安に関する最新情報を入手するとともに、テロ等の不測事態に巻き込まれないよう警戒することが肝要です。留学ワーホリ保険比較サイト/海外旅行保険センター