フィリピン保健当局は6日、アラブ首長国連邦(UAE)から帰国した36歳の男性が中東呼吸器症候群(MERS)に感染していることを確認したと発表しました。男性は6月19日にUAEとサウジアラビアを旅行後、ドバイからマニラに到着したといわれています。4日に入院し、治療を受けています。保健省は男性と接触のあった人を追跡しています。2012年4月以降、MERSコロナウイルスの感染はサウジアラビアを中心に中東、欧州、アフリカ地域で発生しています。過去には米国やマレーシア、エジプトなどでアラビア半島を旅行後に感染が確認されたケースが報告されています。韓国では先月、感染の拡大が深刻化しました。フィリピンで感染が確認されたのは、今年2月にサウジアラビアから帰国した看護師の女性に次いで2人目。感染が確認された国を訪問・滞在する場合は手洗いを頻繁に行うなど、衛生管理を徹底してください。留学ワーホリ保険比較サイト/海外旅行保険センター