インド 「イスラム国」名乗る脅迫状で警備強化

インド当局は15日、イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国(IS)」と署名された脅迫状がタミルナドゥ州警察とチェンナイの記者クラブに届いたことを受け、チェンナイの警備を強化しました。脅迫状は4月24日までにチェンナイで連続爆発テロを起こし、ヒンズー至上主義の団体「民族義勇団(RSS)」のメンバーを殺害するといった内容で、署名にはISの名前が記されていたもようです。チェンナイ周辺の駅や空港、ホテルやショッピングセンターに加え、政府庁舎、外交施設、大学、歴史的建造物などでは24日まで、厳重な警備が敷かれる見通しです。ただし、市民生活に大きな影響は出ないとみています。テロの脅威が排除されるまで、上記の場所や人が集まる場所には近づかないでください。目立つ行動を避け、身分証明書を携帯し、当局の指示に従い、移動の際は治安、交通に関する最新の情報を入手し、時間に余裕を持つようにしてください。

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