南部カラチ(Karachi)で2015年5月13日、イスラム教スンニ派の武装組織がシーア派信者を乗せたバスを襲撃し、少なくとも45人が死亡、13人が負傷しました。警察によると、武装した6人が3台のバイクに分乗し、走行中のバスを停止させ、車内に乗り込んで銃を発砲し車内を確認した後、逃走しました。襲撃後、過激派組織「イスラム国(Islamic state:IS)」と同組織に支持を表明しているパキスタン・タリバン系の過激派組織「ジュンダラ(Jundullah)」が犯行を認めました。パキスタン国内での襲撃でISが犯行声明を出したのは初めてとされています。同国では、各地で少数派のシーア派信者を狙ったテロが繰り返されています。同国に進出している日系企業は、テロの脅威がある状況を認識し、渡航・滞在に際しては、現地におけるテロや治安状況に関する最新情報を入手するとともに、常に警戒心を怠らないことが肝要です。留学ワーホリ保険比較サイト/海外旅行保険センター